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腰痛について4
今回は腰痛と睡眠についてお話ししますね。
人の大半は1日の1/3は睡眠に費やしていますよね?
と言う事は睡眠時の姿勢などにも腰痛というのは大きく関わってきます。
まずは睡眠の効果としては、
疲労回復や記憶の整理などを行なう為にこの睡眠という時間は大切になってきます。
またこの睡眠中は、身体の細胞の再生を促すホルモンの分泌や栄養供給が活発に行なわれ、活動中に蓄積された疲労や筋肉の損傷を癒す働きが発生しています。
寝床の問題
みなさんはふかふかで柔らかいマットレスが敷かれた寝床が最高!って思っていますよね?
しかし、この思いが実は逆効果になる事があるんです。
柔らかいマットレスは確かに気持ちがいいですよね!でも柔らかいという事は腰が沈み込んでしまい、睡眠中に背面にかかる負荷が腰に集中してしまう事になります。
ですのでもしマットレスを買われる場合は、高反発、もしくは低反発でも硬めのものがいいでしょう。
寝相、寝方
腰痛に悩んでいる方にお勧めな寝方は抱き枕です。
抱き枕を使う事で抱きつく姿勢を維持して寝る事が出来るので腰にかかる負担が少なくなります。
なかには仰向けじゃないと寝れない!という方もおられると思います。
その様な方には膝の下に抱き枕を敷いた状態にすると腰への負担は少なくなります。
もし気になりましたら一度お試し下さい。
次回は妊娠と腰痛についてです。
腰痛について 3
今回は腰痛の種類についてお話ししますね。
腰痛症
まず腰痛の中で一番多いといわれています。
みなさん腰が痛く病院などにかかった経験があると思いますが、そこでレントゲンを撮っても「異常ありませんね!」なんて言われ、「腰痛症」「腰椎症」なんて診断を受けた事がある人がほとんどではないですか?
この腰痛症は一般的に、日常生活においての姿勢不良による腰の筋肉の疲れや筋肉の緊張、などによる血行不良の原因が多いのです。
ぎっくり腰(急性腰痛症)
このぎっくり腰も経験した方も多いんじゃないですか?
一般的に重い物を持った時や急に身体をねじったりした時に起こすことが多く、人によってはくしゃみや咳をしただけでも起こりうるものです。
なので別名「魔女の一撃」とも言われます。
原因は腰や骨盤の筋肉、筋膜、靭帯、軟骨の損傷なのです。
このぎっくり腰で特に多いのが骨盤の仙骨と腸骨の2つの骨からなる仙腸関節という所の付着している軟部組織の損傷によって起こるものです。
もしぎっくり腰を起こしてしまったらまず痛い所をしっかり冷やし、安静にする事が一番大事ですよ。
腰椎分離症
この腰椎分離症は思春期の子供達に多いものです。
この頃に過度の運動によるものがほとんどです。
この腰椎分離症は疲労骨折の一種で背骨の一部分に亀裂が生じます。レントゲンを撮ると白色の骨折線が写ります。
直接強い外力が加わって骨折に至るというよりも、気が付いたら分離症になってた!という方がほとんどです。
腰椎辷り症(ようついすべりしょう)
背骨の一部分が前側に移動してしまってる状態です。
この腰椎辷り症は腰椎分離症に続いて起こるタイプと分離症を伴わないタイプがあります。
多くの場合、第5腰椎が前方に辷っていて、触ると一部分だけへっこんだ様に感じます。
通常、腰椎は前彎(前側に緩やかにカーブ)しているのですが、このカーブがきつくなり腰が反り返っている様な姿勢の人によくみられる症状です。
坐骨神経痛
この言葉もよく耳にしますよね。
この坐骨神経痛とは坐骨神経は腰椎の下部から出ており、お尻を通って足に向かう神経です。
坐骨神経は他の神経より太く、鉛筆位の太さがあり、その坐骨神経が何処かで圧迫され起こり、坐骨神経に沿って痛みやしびれなどを伴う症状です。
原因としては、梨状筋症候群、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、椎間関節症候群などがあります。
梨状筋症候群
梨状筋とは、お尻を横切る様についている筋肉です。
この筋肉は骨盤から股関節に向かって付いておりこの筋肉が異常な緊張状態になると坐骨神経が圧迫され、坐骨神経痛が発症します。
原因としては、尻もつをついたり、急激な運動、長時間座った姿勢、運転、足を組む癖、お尻のポケットに財布を入れる習慣、骨盤の歪み、股関節の疾患などがあります。
椎間板ヘルニア
この言葉もみなさんよく耳にしますよね?
主な症状は腰痛と足のしびれです。
この椎間板ヘルニアは骨と骨との間にある椎間板(クッションの役割)の中にある髄核が圧迫され外に出てしまい、神経根(神経の根元)への刺激が強い為、立位での前屈が困難になります。
またその刺激を回避しようと脊柱(背骨)を側方(横)に傾ける姿勢になります。
これらの痛みは、背中を丸める姿勢をとると軽快します。
同様に、仰向けで膝を伸ばしたまま足を持ち上げると途中から足が上げられなくなります。
この椎間板ヘルニアで一番多く発症する所は第4/5の椎間板で、第5腰神経が圧迫される為、ふくらはぎの外側~母趾(足の親指)にかけ、しびれや痛みを感じ、母趾の背屈(反らせる)が出来にくくなります。
次に多いのが第5腰椎と第1仙椎の間で第1仙骨神経が圧迫される為、足の甲外側と足底(足の裏)にしびれや痛みを感じ、足関節(足首)の底屈(つま先立ち)が出来にくくなります。
脊柱管狭窄症
脊柱管は背骨の中にあり、脊髄神経を守っているトンネルです。
脊柱管が何らかの原因で狭くなると、足の痛みやしびれを起こす事があります。
症状としては、数メートル、数十メートル歩くだけでしおびれが強くなり、少し休息をとるとしびれが治まります。
脊柱管狭窄症では、腰を反らすと悪化し、前屈すると楽になるという特徴があります。
これは、腰を反らすと脊柱管は狭くなり神経への圧迫が強く為であり、前屈をすると脊柱管は広がります。
しびれが強くなると足の力が入れにくくなり、排尿や排便のコントロールが出来なくなる事もあります。
原因は、加齢(変形性関節症)や脊柱管内部の靭帯が厚くなったり、脊椎分離症などと言われています。
次回は腰痛と睡眠についてです。
腰痛について 2
今回は腰痛と年齢についてお話しします。
腰痛は色々な年齢層の方が起こりうるものです。
今回は子供、青年層、中年層、高齢者に分類します。
子供(成長期)
成長期の子供は普段から活発に行動する事が多い為筋肉及び骨が硬くなる事は少ないですが、近年はTVゲームなどの普及により姿勢不良による腰痛が年々増加しています。
後、運動中などに腰を強打し腰痛が発症する事は十分にあります。しかし、若いからすぐ治る、子供だから大丈夫!と思ってしまい自分の痛み、重さが認識出来ない事がありますので特に親は普段からしっかりコミニュケーションを取ってあげましょう。
青年層(10代後半~20代)
この年齢層の方は日常的にスポーツを行なっている人が多く、体力の限界まで身体を酷使し腰痛を引き起こす事が多い傾向があります。
また仕事などで長時間パソコンに向かったりする為、椅子に長時間座る事が多く慢性的な腰痛を持っている人が少なくないようです。
中年期(30代~40代)
この年齢層の方は仕事とプライベートと最も充実する年代であり、無理もしやすい年代でもあります。
自分ではまだ若いと錯覚し若い頃の感覚で力仕事をしたりしてぎっくり腰を起こす事がとても多いです。
また休みの日に友達などとゴルフに行って腰を痛める事も多いですね。
日頃の運動不足と若さのアピールが相乗効果を起こしてしまうからです。
高齢期(50代~)
50代から少しずつですが老化現象が目に見えてきます。
この頃から筋力の低下や骨からカルシウムの流出、肌の保湿や関節に関わるコラーゲンの不足といった老化に伴う外見の変化や運動機能低下がみられます。
特にカルシウムが流出する事により骨密度が減り、骨粗鬆症になり骨折したり、骨が変形し腰痛が起こる事が多いです。
これらの事により、腰痛を防ぐ事は普段から少しでもいいのでストレッチやウォーキングなど体を動かす事がとても大事になってきます。
たかがストレッチ されどストレッチ
たかがウォーキング されどウォーキング
です。
健康な体にするには少しでも体を動かしましょう。これが普段酷使している体への御褒美です。
次回は腰痛の種類についてです。
腰痛について
久しぶりの更新となりました。
今回はちょっと真面目に腰痛について何回かに分けお話しします。
みなさんの一番身近なものといえる腰痛。
人口の80%の方が経験されるものと言われています。
そこで今回はまず腰痛が起こる原因についてお話しします。
腰痛の主な原因は筋肉が原因のもの、骨が原因なもの、内臓の原因の大きく3つに分けられます。
筋肉による痛み
激しい運動や重い物の持ち運びなどを行なった後に痛みを感じる事が多く、筋肉の酷使や過度の筋肉の緊張が原因となります。
この筋肉からくる腰痛は一過性の痛みを伴う事が多く数日で緩和しますがそのまま放置しておくとぎっくり腰を併発する恐れがあります。
骨による痛み
みなさんも御存知の通り身体を支えているのが骨(骨格)です。
その骨に歪みやズレが生じると椎間板ヘルニアや分離症、すべり症を引き起こすことがあり、重度になると手術が必要となります。
内臓による痛み
一部の内臓疾患は腰痛の原因になります。
肥大した内臓が腰椎や筋肉を圧迫して腰痛という形で表れます。
その他による痛み
腰痛は老化に伴って発生する事もあります。
老化により筋肉が衰え、骨が脆くなる事で自分の体重が支えきれなくなったりします。
ストレスによっても腰痛は発生します。
特に精神的ストレスが原因になり自律神経に異常が起こり腰痛となります。
この場合はストレスを取り除かないと回復しません。
この様にたかが腰痛と思っている方も多いと思いますが腰痛の原因には色々ありますので何事も早めの対処が治癒の一番の近道です。
次回予告
腰痛と年齢について
あけましておめでとうございます。
昨年は皆様に大変お世話になりました。
今年も昨年以上誠心誠意努力し頑張りますので
本年も宜しく御願い致します。
新年は1/5より始めますので宜しく御願いします。
皆様の元気な姿が見られる事を楽しみにしています。
第三子誕生しました!\(^o^)/
久しぶりの更新になってしまいました。
2011年11月11日に予定日通り待望の三人目が誕生しました。
3534gのBIGで元気な女の子です。
二人目、三人目は陣痛きてからあっという間に産まれるとよ
く聞いていたのですが、上の子で帝王切開しているため促
進剤は使えないので一晩中陣痛に耐え、14時間かかって
の出産でした。 三人目が一番時間かかって正直つら
かったけど、今回も無事に自然分娩で産まれたので一安心です。
お兄ちゃんの産まれたころに似ていると言われます。
まだあんまり母乳が出ないので、ミルクと混合ですが、
二人が交代で哺乳瓶でミルクをあげてくれてます。
優しいお姉ちゃん、お兄ちゃんになってくれるかな?
三人の成長が楽しみです。
水谷ゆうちゃん (^O^)
先日のすこやかフェスタの続きですが、そのイメージソングを唄っている
水谷ゆうちゃんの生歌を聴きました。
皆さんはゆうちゃんを知っていますか?
某テレビ番組からデビューした岡崎市出身の女の子。
現在小学6年生のシンガーソングライターです。
「いっぱい大好き」という曲がデビュー曲ですが、
とってもピュアな歌詞で、自分の子供がこんな風に
思ってくれたら嬉しいな!
興味のある方一度聞いてみてくださいね。
チュウキョーくんのすこやかフェスタ!
先日、中京テレビ主催の子育て応援イベントに行きました。
前日は雨だったので心配でしたが、名古屋は雨も上がりとてもよい天気になりました。
いろいろな催しがあったのでどれからまわろうか悩みましたが、チュウキョーくんの
キャラクターショーを見ることにしました。
右から2番目がチュウキョーくん。
話す言葉はなんと「チュウキョー」しかありません。
ショーの中にはクイズもあり子供たちは手をあげて
当ててもらおうと頑張っていましたよ。
ショーが終わった後、一緒に写真をとってもらいました。
上の子のお気に入りはこの「ねこお」くん。
手をつなげてとっても嬉しかったみたいです。
院長ブログ始めます。
ホームページの新設に伴い、院長ブログを始めます。
日々、想うことや治療のことなどを綴ります。
首、肩、腰、膝の痛みや交通事故の後遺症、むちうち症など様々な症状でお悩みの方にも、役立つような情報を発信してきたいと思います。
よろしくお願いいたします。