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骨盤の役割 その1
骨盤は人間の骨格のちょうど真ん中に位置して、上半身と下半身を繋ぐとっても重要な役割をしています。
身体の支柱ともいうべき骨盤は、私達の日常生活の中で身体を支える働きをしていますが、具体的には次の様な役割を担っています。
・S字型に湾曲した上半身のバランスをとり、その重さを支えている。
・左右の股関節と連動して直立歩行を支え、足から伝わるストレスを吸収する。
・大腸や生殖器、泌尿器といった内臓を守って支えている。
・座っている時は上半身の台座となる。
・女性の骨盤では、子宮と卵巣を守り、妊娠時には赤ちゃんを支え、出産時には赤ちゃんの通り道になる。
この様に骨盤は身体のバランスをとったり、歩行したりといった動作に深く関係しています。
骨と言って動かないものと思われがちですが、骨盤は4つの骨から出来ている為、1日の中でも体の動きに関係なく、自然に上下左右に動いたり、開いたり、閉じたりしています。